ゲームなミカタ

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twitterで効果的に集客するためのフォロワーの増やし方を考える

前回の記事の続きです。

ツイッターを使った集客を考えるには、何はなくともフォロワーを増やすことが重要ということがわかりました。

今さらわかりましたなどということもなく当然のことなのですが。

ではどうすればフォロワーを増やせるのでしょう。

これはこれで一朝一夕ではありませんよ。

今回はこちらを考えていきます。


ツイッターでフォロワーを増やす方法は

ツイッターでフォロワーを増やすにはどうすればよいか。
答えは一つです。

別のユーザーにフォローしてもらうしかありません。

こと「方法」ということに関しては、この一択しかないところがツイッターの面白いところです。

ただし、その方法も分解していくともう少し策が見えてきます。

どのように分解するかというと、

・フォローしたい人を見つけ
・フォローする

当たり前ですが、こうなります。

なのでここでは

・自分のアカウントを見つけてもらう
・フォローしたいと思ってもらう

という二つが必要になってきます。


どのように自分のアカウントを見つけてもらうか

こちらもいくつかのバリエーションがあります。

ブログもそうですが、アカウントを開設しただけでは誰にも気づいてもらえません。

Webのサービスはすべからく、何らかの方法でつながってこそ、人にその存在を気づいてもらえます。

気づいてもらう方法は大きく3つ。

・検索されるか
・タイムラインに流れるか
・プロフィール関連に載るか

となります。


検索で気づいてもらうためには、検索してもらいたいワードをツイートの中に含めることです。

当ブログの場合は「ロジカルシンキング」というワードをつぶやいていきたいところなのですが、、、ついつい関係ないことばかりつぶやいてしまいますね。


続いてタイムラインに流れるためには、誰かにリツイートしてもらうのが一番です。

自分のツイートが気になった方にリツイートしてもらえれば、そのまま自分のツイートがリツイートしてくれた方のタイムラインに流れます。


最後にプロフィール関連に載ることです。

これも細かく分けると二つ。

・フォローするか
・リツイートするか

要するに、そのユーザーに対してこちらからアクションを行ったことが履歴として残るわけです。

ツイッターにはフォロー返しという文化がありますので、何はなくともフォローしてみれば、その方がフォローし返してくれることがあります。

しかも、どこかの調査によると、無差別でフォローした時のフォロー返しの確率は3割だとか。
やりすぎてスパム扱いされない程度に積極的に仕掛けていきましょう。

また他人のツイートをリツイートするのも有効と最近気づきました。

有名人ならいざ知らず、普通のツイッターユーザーでは自分の発言をリツイートしてもらえることはそれほど多くありません。

なので、ツイッターのプロフィールには「リツイートされた自分のツイート」という形で可視化されます。

その中にはリツイート主である自分が載っているので、興味を持ってフォローしてくれる可能性も高いと思います。


自分のアカウントをフォローしたいと思ってもらう

見つけてもらうだけで、かなりの分量になってしまいましたが、大事なのはここからです。

せっかく見つけてもらっても、フォローしたいと思われなければスルーです。

なので、フォローしたいと思ってもらうために、自分がどういう面白い人間なのかをアピールしていく必要があります。

アピールの場は大きく二つ。

・プロフィール
・ツイート

となります。

プロフィールは主にフォロー返しを期待する際に有効となります。

ツイッターにおいてはユーザーの紹介の際にプロフィールが表示されることがほとんどなので、ここに自分の興味のある内容などを記載しておくことで、同様の趣味の人などにアピールすることが可能です。


またツイートは自分がどういったユーザーかを示す行動です。

自分が興味ある事柄に積極的にツイートすることで、同様のことに興味を持つユーザーがフォローしてくれる確率はぐっと高まるはずです。

自分で面白いことをツイートする自信がない人(私のことですが)は、自分が面白いと思った他人のツイートを積極的にリツイートしていきましょう。

他人の褌で相撲を取るようで恐縮ですが、面白リツイートの集合体も求めている人にとっては有益な情報に他なりませんので、同じようなセンスを持った方が好意的に受け止めてフォローしてくれるケースがあるでしょう。


自分のアカウントをアピールする必殺技

最後に、自分が最近思いついたフォロワーを増やす必殺技をこっそりとご紹介します。

それは「有名人に積極的に絡んでいくこと」です。

しかもできればその有名人の行動を褒める方向で。


これは最近気づいたのですが、ツイッターにおける有名人の方向けに意見を送ると、それを一度公式RTしてからコメントをくださる方が多いようです。

なのでこの技を使うと、フォロワーを多く持つ有名人のタイムラインにお邪魔することができるわけです。

前回の記事でも書いた通り、多くのフォロワーがいる有名ユーザーにフォローしてもらえれば百人力なのですが、得てしてそういう方は申し込みも多く、フォロー返しは当然期待できません。

なので、リツイートを積極活用して疑似的にタイムラインを利用させてもらうわけです。

とはいえ、変なことをリツイートされてしまうとフォロワー数が多いだけにさらし者になってしまう可能性もあります。

有名な方に絡んでいく以上、失礼のないよう趣旨を踏まえ、自分の意見を持って関わっていきましょう。



以上、初の試みとして2回に分けて、ツイッターを使ったブログへの効果的な集客方法とそこに至るためのフォロワーの増やし方を考えてみました。

ちょっと内容が錯綜してしまいましたので、次回はこれらの考え方を相関図のような形にイラスト化してお送りしたいと思います。



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さくっと引用記事紹介。


「フォロー返しは3割」について、しっかりしたリサーチ記事など見つけたかったのですが、いいものが見つかりませんでした。

せっかくなので、フォロー返しの確率に言及しているブログの中からフォロワー獲得に役立ちそうな記事をメモ代わりに記載。

twitterを利用した効果的なブログへの集客を考える

相も変わらず微々たるアクセスに一喜一憂している今日この頃です。

ですが、いずれ来る読者数獲得戦争のために、徐々に集客経路について考える必要があります。

ブログの記事の蓄積が現在の最優先課題であることはもちろん間違いないのですが、同様にソーシャルメディアを通じた集客も一日にしてならずです。

なので、ちょっと先を見据えてソーシャルメディアを利用したブログ集客の方法を考えるとともに、徐々に始めていく必要があります。

というわけで取り急ぎツイッターアカウントを開設してみました。

@murasakihukurou

まずはこれを使って今回考えることを一つずつ実践していきたいと思います。


ツイッターでの集客対象

ツイッターを使った集客を考える際に、対象となる読者は大きく二つに分けられます。

それは新規読者と既存読者です。

前回の記事でのMECEな考え方をきちっと実践してみました。

新規と既存とはわかりやすく言うとつまりこういうことです。

新規 = 当ブログの存在を知らない方に読んでもらう
既存 = 当ブログの読者になってくれた方に更新を通知する


意識していきたいのはもちろんリピーターとも呼べる既存読者の獲得なのですが、物事には順序というものがあります。

新規なくして既存は成り立たないので、まずは新規読者を増やし、その中で気に入ってくれた方をリピーターにしていく、という流れで考えていくことになります。


ツイッターを使った新規読者の増やし方

集客の世界にはAISASという考え方があります。
最近ではこれも古くなったという意見もあるようですが、今回のケースに比較的ぴったりなので、このフレームワークに当てはめて、新規読者の集客を考えてみます。

AISASとは集客にかかる要素の頭文字を並べたもので、

Attention(認知)
Interest(興味)
Search(検索)
Action(行動)
Share(共有)

だったと思います。

これをブログに当てはめて考えてみましょう。

Attention(認知) : ブログの存在を知ってもらう
Interest(興味) : ブログの内容に興味を持ってもらう
Search(検索) : ???今回は当てはまらない
Action(行動) : ブログを読んでもらう
Share(共有) : 他の人にブログを紹介してもらう

となります。

この一連の流れにツイッターが有効と考えて、メインの集客ツールに据えているわけですね。

そして、新規読者の獲得に役立つのは、認知⇒興味⇒行動と共有に大きく分けられます。

まず前者に必要なものから考えましょう。

ツイッターを通して、モノを認知してもらう術は基本的にはツイートを読んでもらうことしかありませんから、フォロワーを増やすことが何はなくとも必要なわけです。

フォロワーが増えてくればブログの更新通知に反応してクリックしてくれる方も出てくるでしょうから、まずはそこが新規読者獲得の入り口ということになります。

続いて、後者の「共有」を通じた新規読者の獲得です。

これは一度記事を読んでくれた方による、その方のフォロワーへの拡散がメインとなります。

なので、共有を効果的に発揮するために必要な要素としては、

・物理的に拡散しやすくするためのツイートボタンの設置
・より多く拡散できるように大量のフォロワーを持つフォロワー

二つ目が少しわかりづらいので解説ですが、ツイッターのツイート(もしくはリツイート)は自分のフォロワーのタイムラインに表示されます。

逆に言うと、自分をフォローしてくれている人までしか届きません。

なので、100人にフォローされている人と1万人にフォローされている人では、同じ記事を拡散していただいても効果に100倍の開きがあることになります。


ツイッターを使った既存読者の増やし方

こちらはそんなに難しい問題ではありませんのでさくっと説明を。

既存読者というのは、既にそのブログを気に入っていて、機会があればまた読みに来たいと思っている人のことです。

そして機会とは、ブログが更新されたときに他なりません。

なので、既存読者を増やすのに必要な要素は、

・ブログ更新時の通知ツイート
・フォローを継続してもらうための面白ツイート

ということになります。

特に後者は忘れがちなので要注意です(自戒)。

フォロワーを増やすこととブログの記事を書くことばかりに気を取られてしまいますが、ツイッターそのものもフォローを解除されない様にしっかりと使っていく必要があります。


ツイッターを使った読者の増やし方まとめ

ということでまとめておきます。

ツイッターを使ってブログの読者を増やすために必要な要素は、

・多くのフォロワー
・力のあるフォロワー
・ブログ更新通知
・ツイートボタンの設置

ということになります。

言うは易し、するは難し、といった感じですね。

もちろん前提として、読んで面白い記事を書くこと、が最低条件になるわけですが。

次回は、今回さらっと流した肝心のフォロワーの増やし方を考えます。



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定番となりつつある用語解説。


電通が商標登録しているんですね。へー。

MECEを考える

MECEという概念をご存知でしょうか?

ロジカルシンキングを学ぼうとすると、だいたいの場合お目にかかるのではないでしょうか。

自分、このMECEという考え方が好きなので、布教のために自分なりの言葉で説明してみたいと思います。

例によって、私独自の勝手な解釈などが含まれてくると思いますので、参考までにご覧ください。


MECEとは何か

MECEとはおそらく何かの略語とか頭文字だと思うのですが、由来は知りません。

でも意味は何となく知っています。

それは「漏れなく、ダブりなく」という意味だと思っています。

MECEというのはそれ自体がテクニックやスキルというわけではなく、概念になります。


MECEという用語の使い方

使い方の例としては、

「この考え方はMECEではない」
「ロジックツリーの分類はMECEにしましょう」

などといった形で、考え方に対する評価のように使われることが多い気がします。


MECEな概念の具体例

概念だ、漏れなく、ダブりなくだ、と言われてもわかりづらいと思いますので、例で説明していきたいと思います。

例えばあるものをいろいろな形に分けていきます。

【MECEな例】
性別 ⇒ 男性、女性
年齢 ⇒ 未成年、成人
人格 ⇒ 個人、法人

これらはどれもMECEと言っていいと思います。

性別を分けるときに、男性でも女性でもない人はいません(ごくまれにいるかもしれませんが、基本的にはいません)。なので「漏れがない」ことになります。

また、男性かつ女性である人もいません。なので「ダブりがない」ことにもなります。

なので、この分け方はMECEであると言えます。他も同様です。

【MECEではない例】
日本 ⇒ 関東圏、関西圏
食物 ⇒ 米、穀物、肉、魚、野菜

例が下手すぎて申し訳ないですが、これらはMECEではありません。

日本は関東圏と関西圏だけではなく、中部、北海道、九州などなどありますので、「漏れがある」ことになります。

逆に食物では米は一般的に穀物の中に含まれるので、これは「ダブりがある」ことになります。

ちょっとずれますが、ダブりはよくこの米と穀物のように、上下関係にある概念を並列に分類しようとしたときに起きることが多いです。

【ビジネス上はMECEっぽく扱われる例】
4P = Product、Promotion、Price、Place
3C = Customer、Competitor、Company
資源 = ヒト、モノ、カネ

これらは厳密には漏れがあるかもしれません。
が、ビジネス上はよく使われるフレームワークなので、この状態でMECEと評価されることも多いです。


MECEを知っていて何の役に立つのか

MECEの意味、具体例はわかっていただけたでしょうか?

しかし人間はこれだけでは動かないのを知っています。

知識として吸収し、実際に考える際に活かしてもらうためには、何の役に立つのか、読者にとっての価値を提供しないといけません。

ということで最後に、MECEがなんの役に立つのかを説明します。

端的に言いますと、「考える」精度を上げるのに役立ちます。


会社などで自分の企画や考え方を説明すると、よく言われるのが「考えつくしたか?」という質問です。

もちろん本当の意味で考えつくすことなど、哲学的にもできないと思いますが、「ちゃんと考えたか?」という意味で聞いているわけです。

そこでこのMECEが役に立ちます。

自分の企画書のアウトラインや表を流れや項目がMECEになっているか、という観点で見直してみましょう。

企画書のアウトラインであれば、意思決定を行うために必要な「漏れ」jはないでしょうか?
アンケート調査の設問であれば、回答者によってどちらともとれる「ダブり」はないでしょうか?

これをしっかりと意識してアウトプットができていると、とりあえず「一通り考えました」と胸を張ることができると思っています。

ロジカルシンキングの基本ともいえる概念「MECE」。みなさんに日々意識していただけたら幸いです。



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さて恒例の答え合わせです。
適当に「MECEとは」で検索して、最上位に出てくるサイトを紹介しておきます。


だいたい同じようなご意見でしたのでほっと一安心。
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オススメ攻略本
慶応大学卒業後、とあるIT系のベンチャー企業に新卒入社。法人営業を経験後、事業企画、予算管理を担当。ポケモン、モンハンを中心にゲーム業界応援日記「ゲームなミカタ」を執筆中。最近はWeb制作に目覚め、CSS、Javascriptに興味あり。最新の制作物は敷金精算に関するデータを提供する「逆転敷金」。