すごくくだらないことを書く予定です。

昨日ふと思ったんですが、皆さんは下半身に履くスカートではない衣類(下着除く)のことを何と呼びますか?

私は子どものころは「ズボン」と呼んでいました。

おそらく私だけでなく多くの方が「ズボン」と呼んでいたと思います。

ところが、多くの方がそうであるように今では私は「パンツ」と呼んでいます。

子どもが履いていた丈の短いものも、昔は「半ズボン」でしたが今は「短パン」です。


■巻き起こる同音異義語の嵐


いつのころからかこうなったのはわかりませんが、ファッション誌とかからの流れが定着したように感じます。

しかしながら、「パンツ」という言葉はもともと下半身に身に着ける下着の方で定着していました。

もともと言葉があったところ(しかも同じ衣類)に乗り込んでいくなんて「ズボン」ってなんて図々しいんでしょうね。

おかげさまで、「パンツ」というのは二つの意味を表す言葉になってしまいました。

そこで、多くの人が苦肉の策として取っているのはアクセントによって意味を使い分けるという方法です。

「パンツ(↓)」のように「パ」にアクセントを置くのが下着の方、「パンツ(↑)」のように「ツ」にアクセントを置くのが元「ズボン」の方、といった具合です。

が、当然これは口語でのみ通用する手法で、文章に書いてしまうと同じになってしまうので完全な対策とはなっていません。

男性であれば、今度は押し出される形で下着「パンツ」の呼称を変更するという解決策も見えてきそうです。

男性の下着は大きく「ブリーフ」「トランクス」とその形状により区分されます。

そして、日本語においては多くの場合どちらも男性用下着としてしか使わないものです。

なので、「パンツ」と言いたいところをぐっと我慢して「ブリーフ」「トランクス」と表現すると、無用の混乱を避けられるのではないでしょうか。

下着を履き忘れた場合には「ノーブリ」「ノートラ」と表現しましょう。


一方で「ショーツ」という単語もあります。

私はあまり使ったことはありませんが、主に女性用下半身下着に使われていた呼称で、その語源は「shorts」つまり「短パン」を意味するものですが、「パンツ」という言葉が持つ、性的な側面を隠すためにオシャレファッション誌とかで使われてきたような気がします。

ところが、この「ショーツ」という言葉も、元「ズボン」の侵攻を許してしまいます。

最近のファッション誌やお店では、主に七分丈より短いものを指して「ショーツ」という表現を使っているように見受けられます。男性と女性の区別もなく。

もう何がなんだか。


■適当なまとめ


なんとなくおしゃれっぽい言葉を追求するのは良いんですが、個人的にはこういう意味の複数ある言葉とかはもやもやしてしまう方なので、コミュニケーションロスが起こらないように業界で整備していただければと思います。(適当)

そういえば、食肉業界では「もも肉」を「ロース」と表記してはいけない、という規制が入りましたし、アパレル業界においても「ズボン」を「パンツ」と呼んではいけないという消費者庁からの指摘が入ってもおかしくないのではないでしょうか。

うっかり「ズボン」を下着だと思って買っていったら消費者はゴワゴワしてしまいますし。

そんなまとめで恐縮ですが、何はともあれいつだってユニーク(唯一)な表現として君臨し続ける「パンティ」という言葉は偉大だなあと。