ちょっと間が空いてしまいましたが、好きだったシューティングゲームの話、第2弾です。

今回のお題はトレジャーが送り出したレイディアントシルバーガン。

たしか1997年くらいの作品だったと思います。


その斬新なゲームシステムと深いストーリー性にほれ込みました。

とはいえ難易度が高すぎて、当時の私にはゲームセンターでプレイすることはほとんどできず、実際はセガサターン版のほうが印象が強いですが。

セガサターン版はストーリーがよりわかりやすく、アニメーションや音声が追加されていたのがよかったですね。

昔は結構アーケードからコンシュマーへの移植というと、アーケードでは多くを語られないストーリーについて、詳しくわかるのが魅力でしたね。
鉄拳しかり、サイキックフォースしかり。

それでは、話を戻して目くるめくレイディアントシルバーガンの世界をご紹介。


■その複雑すぎるゲームシステム


レイディアントシルバーガンは私から言わせると完全に初心者置き去り。

そのストーリー性とは裏腹にゲームシステム自体は完全にシューターのためのもの、という印象を受けました。

まず操作についてですが、使うボタンはレバーとABCの3ボタン。

3ボタンはそれぞれ別々のショットができるようになっています。

さらに、ボタンは同時押しでも違うショットができるようになっており、つまり、A、B、C、AB、AC、BC、ABCという計7種類のショットが使い分けられるということ。

この時点でもう初心者は意味不明です。楽しいですが。

中でも特徴的なのはABC同時押しのソードでしょう。

自機の周りにちょっとした長さのソードを出すことができ、このソードでは特定の敵弾(ピンク弾)を掻き消し、吸収することができるのです。

そのピンク弾を一定数吸収するとゲージがたまり、その状態でABC同時押しすると高威力無敵時間有りのハイパーソードが使えます。まあ普通のシューティングでいうところのボムですね。

いかがでしょうか?既に操作だけで軽い眩暈を覚える方もいるのでは?

が、レイディアントシルバーガンが恐ろしいのはその一歩先、武器の成長システムにあります。


■スコアラー以外門前払いの武器成長システム


武器成長システムというのは読んで字のごとく、自分のショットの威力を上げていくシステムです。

このゲームには3つのボタンがありますので、ある敵を倒した際の得点が、その時使ったショットボタンに経験値としてたまっていき、これが一定ごとにレベル(=威力)が上がっていきます。

これだけならバランスよくボタンを使い分けるだけでいいのですが、そうは問屋がおろしません。

何も考えずに敵を片っ端から倒していくと、それほど得点が入らず後半のボスが倒せなくなってしまうのです。

そんなときどうするかというと、シルバーガン独特のスコア稼ぎシステムを利用します。
レイディアントシルバーガンの敵には赤青黄の3色が割り振られており、同じ色の敵だけを連続して倒していくことでコンボボーナスが入っていきます。

つまり、全部の敵をやみくもに倒すのではなく、必要な敵を倒しつつ、不要な敵は逃がしつつ、シーンによって武器を使い分けつつ、敵弾や地形をよけつつ、というのがすべて要求されるということです。

もうおなかいっぱい。


■最大の魅力は重厚なストーリー(ややネタバレ)


ここまで書いてきたとおり、きわめて複雑なゲームシステムを持つ玄人向けのゲームと言えそうですが、ぜひ多くの方に触っていただきたい理由としてストーリーの面白さがあります。



戦いの舞台は環境破壊が進んだ未来の地球。

1年前に発掘された「石のような物体」により、主人公たち以外の地球人類が滅亡したところから始まります。

この時点でだいぶダークですね。

ストーリーが進むにつれ、「石のような物体」は地球意思そのものであり、地球を守るために、それを汚染した人類を滅ぼそうとしていたことがわかりました。

「石のような物体」が生み出す様々な兵器を退けていくシルバーガン。

ラストは「石のような物体」そのものとの対決となりますが、こちらの攻撃は効かず、ただただ敵の攻撃をよけるのみ。

そんななか「石のような物体」から聞こえてくる、過去に幾度となく滅ぼされてきた旧文明人たちの叫び。

「私のこと、愛してる?」

そんな女性の声を最後に光を放ち、消滅する「石のような物体」。

果たして人類は、地球はどうなったのか?


この続きはご自分でプレーして確かめてみてください。

Xbox Live アーケードで遊べるとのことです。