ニコニコ動画には様々なゲーム関連動画が日々投稿されております。


しかし人気ゲーム動画のランキングを見ていくと、ある程度投稿されているタイトルには偏りがあるように感じます。

その偏りは単純にゲーム自体の人気によるものなのか?

はたまたゲーム自体の人気とは別の形で、動画として好まれるゲームが存在するのか?

気になったので調べてみました。


■こんな感じでやってみた

まず「ゲームの人気度」を決める尺度として、単純に累計販売本数を採用しました。

売れてないけど人気のゲームはある!と力強く主張される方もいるかもしれませんが、まあ最も客観的な指標であろうということで今回はこれで。

検索して簡単にヒットしてきた、以下のサイトのデータを流用させていただきます。


※データの精度はちょっと怪しい感じも無きにしも非ずですが、まあ簡単な分析ですので多少のことには目をつぶりましょう。


続いて、それぞれのゲームタイトルでニコニコ動画に投稿されている動画の数を調べていきます。

調べ方はいろいろありますが、ある程度統一の基準を持たせるために、下記の方法で行いました。

・キーワード検索
・サブタイトルなどがある場合は、なしで判別可能な場合は入れない。ないと判別できない場合は入れる。
・複数バージョンある場合は、代表の一つだけを入れる。
・あまりにヒットしなかった場合には、ワードを調整して試行し、最も多かったものを採用

まあこちらもそこまで厳密ではなく、柔軟に幅を持たせて行ってみました。

さて、結果やいかに!?


■ゲーム動画界のビッグタイトルとは

販売本数を横軸、動画本数を縦軸において散布図を描いてみると以下のようになりました。

douga1


※販売本数上位100作品まで

なんだか全体の傾向がよく見えませんね。

左下の方にごちゃっと固まってしまっているように見受けられます。

動画本数が10,000本を超えるようなものが縮尺を歪めてしまっているようです。
これらゲーム動画界のビッグタイトルがどのようなものか、まずは見てみましょう。

【動画本数10,000本超えタイトル】
douga2


なるほど。一概にこれを人気タイトルと呼ぶのはちょっとアレですね。

傾向として出てきてしまった問題は大きく二つ。

・マリオ、カービィ、ゼルダ、モンハンといった人気シリーズの初作品が頻出。おそらく2作目以降のシリーズ全てを検索結果に含んでしまっているよう。「マリオブラザーズ」が象徴している。

・麻雀、テニス、サッカー、プロレスという一般スポーツ名詞が乱立。これらはファミコン初期にあったビッグタイトルなのだが、ソフト名=一般名詞なのでそもそもゲーム以外の動画が大量にヒットしている。

キーワード検索の限界にさっそくぶち当たってしまいました。

これらは外れ値として除外して、もう一度グラフを書き直してみましょう。


■ゲーム動画と人気タイトルの関係

こんな感じになりました。

douga3


それでもイマイチわからない。
まだ一般名詞やシリーズものの代名詞が結構混ざっているし。

グラフをあきらめて、指数で考えてみましょう。

動画化の人気度を表す指数を、「人気動画指数」として下記の式で計算します。

人気動画指数 = 動画本数 ÷ 販売本数

うむ。簡単。
ちなみにこちらの上位10作品はこのようになります。
(除く一般名称、シリーズ代名詞)

【人気動画指数上位10作品】
douga4


おもしろい結果になりました。

ロマサガ3が2位に2倍近い差をつけて1位を獲得!
自分も大好きなゲームなのでこれは嬉しい。
道理でロマサガ3動画が充実しているはずだ。

意外だったのがバイオハザードシリーズ。
2、3がランクインという快挙。
自分は未プレイなのでアンテナが立っていなかったのですが、動画界でも愛される良作ということです。

また、上位の半分を任天堂勢が占めるというのも興味深いです。
一見ライトな層に好まれそうですが、ゲーム動画という比較的ヘビーな世界においても愛されているところにN社の地力を感じます。

それにしても、ロマサガ3、聖剣2、ドラクエⅤの良作感が光るランキングだなあ。


■大穴な狙いの人気ゲーム動画

これら人気動画指数の高い作品というのは、販売本数(プレイした人)の割に動画が上がっている数が多いということです。

実際のゲームとしても動画作品としてもファンの多くついているタイトルなので、これらのプレイ動画をアップしてみれば手堅く多くのファンに見てもらえるでしょう。

ではニコニコ動画にゲームプレイ動画をアップする際の大穴ゲームは何になるのでしょう?

反対に人気動画指数の低い、つまりゲーム自体の販売本数の割に動画が上がっていない作品を狙うのです。

この場合はニコ動のゲーム動画文化にはまるかどうかわからない、というリスクはありますが、ライバルが少ないという強みがあります。

販売本数上位100位に絞ってみれば、全ソフトが100万本以上のミリオンヒットですので実際のゲームプレイ経験者自体に困ることはないはずです。

というわけで実際に調べてみました。

【人気動画指数下位10作品】
douga5



・・・・・。


さもありなん、という結果になってしまいました。

懸念した「ニコ動にはまらない」であろう作品群。
脳トレ系が下位4位までを独占してしまいました。

これらは見なかったことにして、ちゃんとゲームとして成り立っているものに絞ってみると、

・ファミスタ
・マリオパーティ
・みんゴル4
・ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境

が現実的に狙える人気ゲーム動画の大穴ということで本日の結論としておきます。

どなたかボランティア精神にあふれる方は実際に試してみてくださると幸いです。


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