ごくごく私的な好みの話になりますが、私は太っている人が嫌いです。俗に言うデブって人種ですね。デブというのはなんか悪口みたいなので、今回は一貫して肥満と読んでおきます。

さらに付け加えるなら老人も嫌いです。

私が嫌いな人種の二大巨頭がこの肥満と老人なんですが、なんでそんなに嫌いなのか考えていくと共通点が見つかったので、せっかくなので共有したいと思います。


■みんながみんな嫌いなわけじゃない


冒頭で「キライ」と断言してしまったことをすぐさま翻すようですが、肥満や老人だからと言って、その人たちを全員嫌いなわけではありません。

肥満や老人の中にもいくらか好きな人がいます。

このあたりの差を見極めていくことが、私がなぜ肥満や老人を嫌いなのかの答えになってくる気がします。


■嫌いな理由は「周りの迷惑を顧みない」から


さて、肥満老人の中で(私的に)特殊な部類に入る好きな人とはどんな人たちなのか?

思い返してみるとそれは「控えめで礼儀正しい」人たちだと思い当ります。

自分が太っていることを自覚して、頑張って電車の中で少しでも小さくまとまろうとする肥満。

自分が動きが遅いのを自覚して、周りを待たせていることをぺこぺこ謝りながら歩く老人。

こんな人たちは結構好きです。

逆に考えると、大半の肥満や老人はその逆だから私は嫌いなんでしょう。

自分が周りに迷惑をかけていることを顧みず、直すどころか気づきもしない図々しい肥満や老人。

そんな人を好きな人がいるのかわかりませんが、私はとても嫌悪します。


■なぜ彼らは周りの迷惑に気づけないのか


とはいえ、そんな肥満や老人もわざと人に迷惑をかけているわけではありません、大半の場合。

悪気がないのもまた困りモノという意見もあるかもしれませんが。

思うに、彼らは余裕がないのだと思います。

こと運動能力だけに関していうと、肥満や老人というのは下手すると子供以上に運動能力の低い、社会の最低ランクです。

動物社会であったり、人間の世界でも途上国であったりしたら決して生きてはいけないでしょう。

なぜなら、生きるレベルの能力を持ち合わせていないからです。

逆に言うと、彼らは健康体型や若者に比べると「必死で生きている」と言えます。

言い換えれば「生きるだけで精一杯」ということです。

なので、周りにまで配慮する余裕がないので、悪気はないけどいつの間にか迷惑をかけてしまっているのだと思います。

たぶん正解だと思うのですが、いかがでしょうか?

※余談ですが、そんな運動能力に欠ける人種でも生きていける日本という国は本当に弱者に優しい国だと思いますね。一面的には。格差社会なんてどこへやら。

■まだまだいるさ、迷惑をかける人種


ふと思いついた肥満や老人だけをここまで悪者にしてきてしまいましたが、何も大半が周りに迷惑をかけまくっているような人種は彼らだけではありません。

普段よく目にするだけでも、

電車で座席がそこそこいっぱいなのに足を目いっぱい広げて座るヤンキー。

カバンにひっかけた傘の先端が周りの人に当たっているのに気にしないギャル。

道ですれ違うのにぶつかりそうになっても、全く避けずに突進してくるマッチョ。

よく考えるとどれもすごく嫌いです。

事例が電車に偏っている気がするのはご愛嬌、というか私の行動範囲の問題でしょうか。


■周りに迷惑をかける人たちに裁きの鉄槌を


まあとはいえ、私もどこかで迷惑をかけているんでしょうし、嫌われているんだとは思います。

なので、今回のは本当に個人的な感覚だと思いです。

前々からこのブログで主張していることですが、そういう細かい迷惑行為を裁く機能が社会として存在しないからいけないんだと思うんですよね。

あんまり怖くて注意できないですもんね、普通の人は。

だから徐々に無自覚な迷惑ものが増えていくと。

自分が迷惑をかけているかもしれないと考えると、それはそれで怖いから誰かが注意してくれる社会にしたいなあ。


というわけで、私は肥満と老人とヤンキーとギャルとマッチョが嫌いです。

なぜなら大半の人が、周りに迷惑をかけていることに無自覚だから。

なので、例外的に控えめで礼儀正しい上記の方々は好きです。

何の告白と弁解かわかりませんが。